Harikumar, Karthick & Govindaprasad 「Taalvadyam」
Harikumar, Karthick & Govindaprasad 「Taalvadyam」
¥2,400 Sold Out
インドの南西部、ケーララ州のコーチンのレーベル「Manorama Music」からの音源。ケーララ州で話されているマラーヤーラム語の新聞「Malayala Manorama」の音楽部門とも言えるレーベルで、主にケーララ州のアーティストを中心に独自のコンセプトに基づいたアルバムを多く発売している。
ハリクマールは現在、トゥリチーのインドの国営ラジオ放送局AIR(All India Radio)に勤務しており「Trichy
Harikumar」と表記されることもあるがケーララ出身。2007年7月に来日したチェンナイ在住のカールティックもケーララ州出身(マラーヤーリー)で、現在もケーララに住むモールシン奏者ゴビンダプラサドとあわせケーララ州ゆかりの3人をフューチャーしてのパーカッションアルバム。
トラック1はAdi Tala(8拍子)、トラック2はMisrachapu(7拍子)。
両トラックとも、ムリダンガム、ガタム、モールシン、コナッコルの順番にソロを回していく。通常のタニ・アヴァールタナムと同様、各奏者がフリーに演奏する部分(ヴィニャーサム)。ムリダンガムのプレイを、それ以外の演奏者が真似しあう部分(コロプ)。全演奏者でキメキメのフレーズを合奏する部分の3パートに分かれている。
このアルバムではカールティックが、コナッコルとガタム両方を担当しており、コナッコルの息継ぎの音や、息が足らずに吸いながらコナッコルを言っているところまでもはっきりと聴き取れる録音なのでコナッコル好きには必聴。コナッコルだけでなくモールシンも収録されているので、口琴好き、南北インド古典音楽ファンのみならず、全てのパーカス好きにお勧めしたいアルバム!
<演奏者>
Mridangam:Changanachery B.Harikumar
Ghatam:S.Karthik
Morsing:Payyannur T.Govindaprasad
<曲目>
- Adi Tala
- Misra Chapu