Ghatam Karthick's heARTbeat Ensemble 「Taka Dimi Taka Junu」

Ghatam Karthick's heARTbeat Ensemble

「Taka Dimi Taka Junu」

¥2,400

 

1971年生まれで、音楽家仲間からは「ナマ カールティック(俺たちのカールティック)」と呼ばれ愛されているガタム奏者カールティック。
師匠は1970年代半ばにジョン・マクラフリン、ザキール・フセインと共に「Shakti」で世界を興奮の渦に落としいれたガタム奏者T.H.ヴィナーヤクラムと、その弟でガタムだけでなくコナッコルも得意とし「コナッコルの魔術師」との異名をとる T.H.スバシュチャンドラン。
男性・女性ボーカル問わず多くの一流音楽家に数多く伴奏している売れっ子ガタム奏者で、最近は、A.R.ラフマーンの作品でもガタムによるパフォーマンスを披露している。
そのカールティックが作曲し主導するグループがこの「Heartbeat」。もとはムリダンガム奏者のプーングラム・スブラマニアム(カールティックと同じアパートに住んでいる)とのパーカッション・デュオでのテレビ出演の話だったが、バイオリン、パーカッションを加え編成したグループ。その演奏が好評だったため、そのままパーマネントのグループになったものの第一弾アルバム。
 
ムリダンガム、カンジーラ、ガタム、モルシン、タブラ含めパーカスが勢ぞろいしてはいるが、基本的にはボーカル、バイオリン、竹笛のメロディー楽器をメインに据えたアンサンブルで、随所にカルナーティック的キメキメフレーズが入るのが楽しい。
 
トラック2の後半は、パーカス陣によるソロ。トラック4は、カールティック自身によるコナッコルと、短いながらも各パーカスのソロ回しの後、そのままパーカス合奏へ。トラック8は、今でもライブでは必ず演奏されるメドレーが聴ける。10分を超える曲と短めの曲が交互に配置され、飽きさせない様な曲順になっている。
N.スンダルはタブラとモールシン両方のクレジットがあるが基本的にはタブラ。モルシンはトラック5、7、8のみなので、モールシン目当ての人は要注意。

<演奏者>
Ghatam&Konnakol:S.Karthick
Violin:Embar S.Kannan
Mridangam:Poonglam S.Subramaniam
Keyboard,Flute&Vocal:Palghat K.L.Sreeram
Kanjira:Papanasam S.Sethraman
Tabla&Morsing:N.Sundar
-Guest artistes-
 Veena:B.Kannan
 Rhythm Effects:C.Vedha

 
<曲目>

  1. Guru's Grace-Nattai
  2. Ecstacy-Sallabam
  3. Mother Sakthi-Charukesi
  4. The Pulse-Rathipathi Priya
  5. Ethnic Friction-Kavadi Chindu
  6. Tranquility-Jog
  7. Cadence-Thiruppugazh
  8. Tribute-Medley

 

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